るー冒険記
 
普段の何気ない出来事を記してみる
 



2004年10月6日を表示

ゲームの目指す道

ふと友のブログをみていたら思うところがあったので
その記事に対して私の意見をつづってみよう。
(以降この友人をどすこい君と呼ぶ)

この友人(どすこい君)も私とともに、この4年間
ゲームクリエイターを目指す学校へ通ってきた。
授業ではプログラムを中心に企画やグラフィックなど様々のことを学んだ。
そんな私たちは「まだユーザー、でも半クリエイター」のような環境だ。



<ゲームはグラフィックにベクトルを伸ばすべき?>
についてあくまで私個人の意見をかこう。



私はよくFPSゲームをやる。
バトルフィールド、メダルオブオナー、アンリアルトーナメントなどだ。
「グラフィックエンジンリニューアル!リアルな挙動リアルなグラフィック!」
を売りとして発売されるタイトルがあるが
私の中でバトルフィールドを越える面白いFPSに出会っていない。
「グラフィックがリアルになる≠面白くなる」なのだ。
グラフィックをきれいにしたとしても面白さの追求をやめないことが大切なのだ。




ちょっと話はずれるが、やたら増えたムービーもだ。
ムービーに極限までこだわっているFF。
おかげで映画に迫る演出をしているわけだが
最近のFFを私は物語(ムービー)を楽しむためだけにプレイしてる。
ゲーム的に目新しい遊びがないのだ。
これはFFだけでなく「ゼノサーガ」や「メタルギア」なども含まれる

ゲームとして遊ぶために買ったわけでなく
ストーリーを楽しみたかっただけなのだ。

それゆえかゲームが難しくて途中で止まってしまうと
飽きてしまう。先の話が見えないからだ。
・レベルを上げるのも仕方なく最小限で。
・ダンジョンは宝箱が見えても寄り道せず最短距離で。
・ゆえに攻略本かって進むか。
こうなってしまったものをゲームと呼べるだろうか。
ムービーが増えたことによってゲームは内側に敵を作った気がする。
それらのタイトルをこのようにプレイするのは私だけかもしれない。
しかしムービーのみに特化していくゲームはこういう
プレイヤーを増やすことになるだけではないのか?



話を戻そう。


私はどすこい君とは違ってアンチハイクオリティグラフィック派ではない。
グラフィックをきれいにしていくのが問題ではないからだ。
リアルな世界を表現することでプレイヤーを引き込むことも大切だ。
しかしそればかりに固執して『遊び』を作りこんでいないことがまずい。




『ゲーム紹介で組み込んだ技術説明をするゲームクリエイター』
ユーザーはそんなこと聞きたいわけではないです。
彼らが業界をダメにしているのではなかろうか。




遊ばせてこそゲーム。
主役は『遊び』。
ムービーやグラフィックは引き立て役。
引き立て役にこだわると主役をつぶしてしまう。


これが私の意見だ(*゚ー゚)




10月6日(水)19:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | ゲームトーク | 管理


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