コーディング宗教論 |
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| 友人がコーディングについて語っていたので宗教論ではないが体験談を書き記してみる。
システム系(私の会社だけかもしれませんが)では、会社で統一した宗教を押し付けられ個人の自由などありません。私のところではハンガリアン記法+頭文字小文字が支流なようです。学生のころ皆とチーム組みながらも自由にコーディングしていた頃が懐かしい今日この頃…。他者が作成したコードを修正することが日常茶飯事なのでこのような規則になっているわけです。
この数ヶ月システム系のプログラムをしてみて、ゲームプログラムとシステムプログラムの最大のコーディングの違いはきっと「速度と安全性」のバランスだと感じた。ゲームプログラムは見た目バグさえ出なければ限界までスピードを追求したコーディングが可能なのに対し、システム系は何よりも安全性を追求していきます。
『システム系のコーディングスタイル』 バグやエラーはどんなに優れたプログラマーでもいろんな要因で起こしてしまいますね。でもそのバグやエラーを予測し出来うる限りの対策で他のプログラムやデータを破損しないようにコーディングしていきます。どんな処理でも追加するときには、いくどもエラーチェックのコードを加え、もしエラーの値を発見した場合はその旨を表示し何事もなかったような振る舞いで元の処理にもどることが要求されます。システム系にとっての禁断領域※はバグ・エラーという類ではなく、それに伴う強制終了なのです。【※禁断領域:お客様にお見せしてはならないもの】 処理の追加後には先輩の厳しいチェックが入り(このあたりは新人だからということもありますが)処理の説明をしなければなりません。コーディングとは関係ないけどファイル名は8文字(VC上で枠を超えて表示されないように)という規則まであります。
なんだか宗教から離れてしまいましたがまとめると ゲーム系 → 多神教 システム系 → 一神教 どっちがいいのかは人それぞれですね。
最後に 【体験談でありすべての会社(業種)で上記のようだとは思わないでください。ゲーム系でもシステム寄りがあるかもしれない。】
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6月5日(日)15:32 | トラックバック(0) | コメント(2) | my日記 | 管理
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